MUJI BOOKS「日本の布1 」須藤玲子


MUJI BOOKSから「日本の布 1」が出版されました。
この本のカバー周りをデザインさせていただきました。
MUJIらしい本とはなにか、その佇まいとはどんなものか、
イメージするアイデアを10案ほどご提案し、
担当の方と着地点を探りながらこのデザインに辿り着きました。
真っ白いカバーにタイトルのみ。
透けるような薄紙にテキスタイルを印刷して包み込みました。
著者からも気に入っていただけたようでホッとしました。


日本における布づくりの驚きと発見
無印良品は、「探す、見つけ出す」という視点を大切にして、生活を見つめ、ものづくりを行い続けてきました。2003年からはこの活動を「Found MUJI」と名づけ、永く、すたれることなく活かされてきたものを探す旅を始めています。この『日本の布』は、伝統的な布づくりが現代の布にどんな影響を与えているかを実感できたら、そこから新たな日本の布のあり方が見えてくるかもしれない――。そんな思いから『日本の布』は、Found MUJI内の企画として2013年に立ち上がりました。日本全国の工場を回って見出した布を、現代の私たちの生活や文化などに合わせて仕立て直すというものです。
本書では、著者である須藤玲子氏が出合った数々の美しい布を、出来上がるまでの工程だけでなく、生産地の文化や歴史と密接した布づくりの記録として紹介しています。
第一弾は、琉球絣、久留米絣、村山大島絣板締め、松阪木綿、有松・鳴海絞りを収録しました。(HPより引用)
Back to Top